人生の道標

人生をより良く生きるためのブログ

坂口安吾の堕落論

無頼派の文豪、坂口安吾の「堕落論」の一節に、

 

 

人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。そして人の如くに日本も亦堕ちることが必要であろう。堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。

 

とあります。

 

ここで堕ちるとは、既存の制度や規範にとらわれず、自分の頭で行動して生きることを意味しています。

 

 

これは近年話題になっているマインドフルネス (今の自分の中に生じているすべてのことに気付き、否定せずにそのまま認め眺めていく) の考え方に通じるものがあるのではないのでしょうか。

 

孤独になろうとも、自分の信念を貫ける自立したかっこいい大人になりたいですね。